こちらCOARASIM情報局

  

2年前、SLはインワールドの土地レンタルでRLに稼ぐことが可能なように放送されてしまいました。

その放送の影響かどうかは不明ですが、日本人でSIMを持ちレンタル業を始めた人は確実に増えたように思います。
でも一時期の飽和状態のあと、波が引くようにSIMの数は減ってしまいました。

残っているSIMでも、儲かると思えるほどの稼ぎには至ってないところがほとんどではないでしょうか。

私が覚えているその放送では、SIMオーナーらしきアバターが土地を平らに区割りすると、借り手は苦もなく集まり、RLのオーナーの元には多額の現金が振り込まれてくるという、今考えると、眉唾物の話でした。

もちろんそんなときが過去にこのSLであったかもしれませんが、今は無理です。

SIMを単純に細かく区割りしただけでは、借りる人はいないでしょう。

当然、RLのお金を月々つぎ込んでも良いと思えるような場所でなければ借り手はつきません。

値段と区割りとプリム数を考慮すると、どうしたって月々のSIMの維持費以上の収入を得るのは難しい。本当に厳しい状況です。

もはや風前の灯のようなプライベートSIMですが、できれば無くならずに続いていって欲しいです。

コアラのSIMも順次改装を終え、レンタルを再開します。
でも、レンタル料金を幾らにするか最後まで迷っていますー。


  

SIMを重くしている原因はなんでしょうか？

私の知識で考えられるものと言えば

1万を越すほどのオブジェクト数
高機能の装備品を装着するアバター
常時稼動する高性能なスクリプト
解像度の高いテクスチャ

くらいなんですが、どれも絶対ということにはなりません。

オブジェクト数が１２０００とかでも、そう重く感じないSIMもあれば、テレポートしてかなりの時間が経たないと周囲の物が出てこないSIMもあるし。
人によっても、使用しているマシンスペックで各々違いがでそうですね。

一度、制作に関わったSIMで、今までちゃんと動いていたのに、ある日を境にパフォーマンスが相当低下して、SIM内でアバターが動くのも一苦労と言う状況になったことがありました。

そのとき、真っ先にしたことは、1024以上のテクスチャを探し出し消すことでした。
半ばヒステリックになって、あれもこれもと躍起になって消したのですが、SIMのパフォーマンスは一向に改善されません。
それじゃスクリプトを使ったものを消すしかないということで、とりあえず消せるものを消しました。
確か、普段はほとんど影響のないはずの波の音が出るスクリプトも数値的に高くなっていました。

消せるものを次々消して、ようやく改善されたのですが、それでもしばらく不安定な状態が続いていたようです。
（その後、そのSIMはまた元の安定を取り戻し、現在まで異常は出ていません）

結局、何が原因か特定することはできませんでした。
もしかすると何もしなくても元に戻ったかもしれないし、単なるリンデンの不具合だったと考えることもできます。
何がSIMを重くしているか、わからなくてもSLできるし＾＾；

SLもこの2年でかなり進歩し、装着品もたくさん良い物が出ている状況で、それを楽しめなければ何のためにSLをやっているのかわかりません。

限られた空間であるSIMの中で、負荷を感じずにいろんなものがスイスイ楽しめたらすごく良いでしょうね。

でも重い状況に慣れすぎたせいか、あまり軽いと、SLじゃないと思ってしまうかも。

とりあえずたくさんの花びらが散ってるうちはSIMのパフォーマンスは軽いと言うことですね。　
  

ご存知の方も多いと思いますが、プライベートSIMではSIMで稼動している物体のパフォーマンスを間接的に知ることができます。

絶対的なものではないでしょうけど、表示されるスクリプトの実行時間から、相対的に重いかどうかを知る目安になります。

試しに、SIMに人が集まったときのデータを見てみました。

すると　

赤いライン部分がそれぞれのアバターのスクリプト実行時間です。（黒は置いてある物体）

このときその場にいた私のアバターの実行時間は0.022～0.040くらいでした。
装着品は
これを見てお判りのように、ごく普通の格好です。
後、見えてないものとしてはAOとフェイスライトと上空まで飛べる羽くらい。
いずれもかなり前からあるような物を装着しています。

アバターを重くしてしまう原因は、そのときの状況で様々に変わるので一概には言えませんが、標準装備では、人がたくさん居ても、あまり変化は無いようですね。
これまで試したところでは、レーダーやセンサーなどを装着していると値が大きくなってしまうようです。
だからと言って、それを使うなとは言えません。

でもSIMでイベントを楽しむときは軽装のほうがアバターの動きも身軽で楽しめますね。

周りはそうでもないのに、自分だけSIMが重いなーと思ってるときは、自分の装備品が重いせいかもしれませんよ。  

SIMで作業中に、リスタートするからどいてよね（意訳）というメッセージで、海の向こうのお隣のプライベートSIMに行ってみると、1SIM丸ごと売り出し中でした。

そこのお値段はなんと、２６８００００L$！！

念のためのSSでお確かめください→

プライベートSIMのお値段って、確かフル・リージョン 65,536 平方メートルで$1000＾＾；
（リンデン公式サイト料金ページ）

２６８００００L$って円に換算すると107万円くらいでしょうか＠＠

2007年夏頃に日本でSLバブルが起きたときでも、こんな値段でSIM買う人はいなかったでしょうね。

やっぱりこれは一桁間違えてる気がします。


とは言え、約10万円でSIM買うのはもちろん、管理費で毎月3万円ほどお支払いなんて、私にはできません。

SIMの維持は本当にたいへんですね＾＾；

  

SIMレンタルに規約の無いSIM、ショップレンタルに規約の無いモールとか、SL世界でもまずありえません。
（よほど面倒くさがりのオーナーか、はたまた、もうなんでも好きにやってくれいと太っ腹なオーナーでない限り）

試しに他の場所で規約のノートカードをいただいてみると、ほとんどはご丁寧に、良くここまで思いつくなぁと感心するようなことまで書いてあります。
（そして後続はそれを真似して書くため、さらに詳細な規約ができあがっていくのでした）

規約ですから読んでても面白くは無い内容です。

それを一行一句もらさずに読み進むのは、書いた本人以外無理。

ですが、規約はご利用していただく前に読んでいただかないといけません。

ということで、思わず読み進みたくなるような規約を目指しましょう！

内容は誰が読んでも、平易で理解しやすい。
読後の気分も滅入らず、すっきり笑みがこぼれるような爽快感。
なんだ、これで、もう終わりなの？　あー残念。

そんな感想が思わず出てしまうような規約。

・・・あるわけないですよ。

コアラの土地レンタル規約もご多分に漏れず無味乾燥な内容です。

でも借りる前にはぱらっとでいいから目を通してくださいねー！

  

２年前、2007年の8月にCoaraはYufuinとbeppuSIMのレンタルを始めました。
日本では一時的なSLブームに沸き、SIMレンタルを始める人、もしくは企業が次々と出たころです。
そうしてすぐにレンタルSIMは飽和状態になってしまいました。
2年後の今、賑わっていたプライベートSIMは姿を消し、残ったSIMもなんだか傾きかけた映画館のように人がまばらに。
もうプライベートSIMのレンタルは終わりなんでしょうか。
確かにSIMにめいっぱいレンタル用地を確保し、全部借り出せばいったい何人のアバターがSIMにいることになるのだろうと思うようなやり方では、ほとんど借り手がつかない状況です。
そこで、自分が借りたい土地と言うとどんな場所になるのだろうかと思ってtenjin fukuoka japanSIMを作りました。
自分が使える土地はそう広くないけど、プリム数も少しは多めで、そして隣を気にせず過ごせる。
そういうレンタル地を作ってみたら・・・
土地はSIM内で20区画を取るのがやっとでした。



さて、このSIMのレンタルの行方はどうなるのでしょう＾＾；